お知らせ

2021/06/04

食べる力を育むために

お口の健康フェア 2021より
北海道歯科衛生士会オホーツク支部・オホーツク社会福祉専門学校歯科衛生科・北見保健所

「楽しく・美味しく・安全に食事ができる」ために、イベント等で歯科衛生士が行う「口腔機能の維持・向上」の取組みをご紹介します。 口腔機能には、「食べる・息をする・話す・歌う・表情を作る」など、様々なものがあります。また、健やかに過ごすためには、バランスの良い食事を摂ることが欠かせません。そのためには、口腔機能の維持・向上がとても重要です。

 例えば、お子さんのお口の周りの筋肉が弱い場合、唇が閉じにくい・唇が緩んでいる・お口がぽかんと開いている・口角から食べ物がこぼれる・食事中にくちゃくちゃと音を立ててしまう・飲み込みにくいなどの症状がみられます。

お子さんの場合、「口で言われて頭でわ かっていてもできない!」という状況も考えられるので、本人の負担にならないよう自覚させながら、今日からお家で楽しんでできるトレーニングを始めてみませんか。毎日続けることでお口の周りの筋肉が鍛えられ、お口の機能を守ることができます。  3密を避けながら、ご家族みなさんで挑戦してみましょう。

※ほうれい線の予防〜オーラルフレイル (加齢によるお口の軽微な衰え)対策にも役立ちます!

食べることの大切さを知ろう②

お口の健康フェア 2021より 北見地区栄養士会

人は何故食べるのでしょう?

「食べる」と言うことは、水分と栄養素を摂ることで、体を作ったり修復したり体の調子を整 えるので、生きていく上で必要なことです。

体は夜作られる?

栄養素を運び老廃物を回収するのは、主に就寝中、 全身を流れる血液によって行われますので、就寝中は全身に血液を十分循環させることが大切です。

就寝前の飲食は?

子どもさんのいる方は「むし歯になるから」大人の方だと「太るから」とお答えになる方が多 いですが、その通りです。もう一つ大切な事があります。「就寝前の飲食」は、消化するために内臓に血液が集まり全身に流れる血液量が減ってしまい睡眠の質を悪くし自律神経に作用する他「寝ても疲れがとれない」「朝、食欲がない」など「健康な体」が作れない一因となります。  お仕事の都合などで、就寝前に夕食という方は、 和食中心で油脂が少ない消化のよい食事にするとよいでしょう。また、「よく噛んで食べる」ことは消化を助けます。

しっかり食べるために歯を大切に!

噛むことは消化を助けることの他に、胃腸や脳の働きを活発にする、肥満を防ぐ、ストレス解消などの効果がありますが、歯が抜けていたりむし歯があるとよく噛んで食べることができなくなってしまいます。しっかりと食べるためにも歯を大切に。治療や定期健診を受けて健康な歯を維持しましょう。 

心の栄養も必要!

お風呂上がりのアイスやビールは美味しく「心の栄養」のためには必要ですが、週に1回程度にし、習慣にならないようにしましょう。 なお、水・お茶は、就寝前の飲食にはなりませんので、水分は喉が渇く前に摂りましょう!

食べることの大切さを知ろう①

お口の健康フェア 2021より 北見歯科技工士会

味しいものをいっぱい食べたい、でも歯が...人間の栄養は口から食べ物を通して吸収します。歯はあらゆる食物をかみ砕き、胃や腸に送るときの第一関門として大変重要な存在です。歯がなければおいしく食事を摂ることもできませんし、食べる楽しみも減ってきます。

食事を口から食べることの大切さ医療技術の進歩で、口から食べる以外にも栄養を摂取する手段はあります。しかし、口から食べる事は、単に栄養を摂取するだけではない、次のようなメリットがあります。

食べ物を認識し、手を使って口まで運び、 歯で噛み、味わって飲み込む一連の動作、 なんとなく行動しているようでも、実際には脳の指令によって、様々な情報伝達、指令系統を動かしていきます、これら一 連の動作は神経系の活性化につながっています。

食べ物を口から摂り、噛むことで唾液が多く分泌されます。唾液には口腔内を清潔に保つためにも自浄機能があり、 口の雑菌繁殖をおさえ、口腔内のトラブルや、肺炎などの病気の予防にもなります。 家族や、周囲の人々との会話も楽しめる食事や、季節感を感じることのできる食事は、 満足感や充実感を得ることが出来ます。口から食べる事の楽しみは生きるたのしみ、 元気の源となるのです。

日々の歯科技工、 入れ歯、さし歯など個々の患者様の使われ 方を考え、形、向き、色、発音、など考慮し、 食べやすく作ります。口の中というのはとても敏感な器官なので、精神的な問題にもつながります。適正に入れ歯、さし歯を使っていただくことで日々の生活の質が向上し ます。また、それらは人生の満足度にまで影響を及ぼします。そのため、歯科医療の果たす役割はますます重要になります。